超音波検査(エコー検査)は、人体に無害な超音波を使用して、動脈硬化・心臓弁膜症・狭心症・冠動脈疾患・心筋疾患・心膜疾患・心臓腫瘍・大動脈疾患・先天性心臓病・肝臓・胆のう・腎臓・脾臓の病気などの有無や程度を調べる検査です。モニターを通して、心臓の大きさや筋肉の厚さ・動き方・心臓の弁の状態・血液の流れ方などを観察することができます。検査時間は目的によって異なりますが、10分~30分程度でお受けいただけます。
- 切らずに内臓を確認することができる
- 痛みや苦痛を感じることがほとんどない
- 検査を受けている最中も医師とコミュニケーションがとれる
- 被爆の心配がないため、妊娠中の女性や乳幼児でも安心して受けられる
- 収録画像をコンピュータで管理するため、以前の検査画像をいつでも参照することができる
- ベッドに横になっていただきます。検査する部位により、体の向きは異なります。
- 超音波の通りを良くするためのゼリーを、検査する部位に塗ります。
- 超音波の発信機能と受信機能をもつ探触子(プローブ)と呼ばれる装置を検査部位に当て、反射してきたエコーをモニターに映して観察します.
心臓の形態、機能、血液の流れを検査できるため、心筋梗塞、心筋症や弁膜症など各種心臓疾患の診断に欠くことのできない検査です。
頚動脈の形と血流の様子を検査します。脳梗塞の危険を予知して、治療に反映できます。
肝臓、胆のう、腎臓などの腹部臓器を観察する検査です。
当院では、病院でも使われる高位機種の超音波検査機を導入しています。
病院で超音波検査を受けて、医師から詳細な説明が得られるまでは、最低でも1週間程度はかかりますが、当院では暫定的な結果についてはすぐにお話することが可能です。そのため、当院で超音波検査をお受けいただければ、病院レベルの超音波検査が受けられ、早く結果を知ることができます。超音波検査のみで診断結果を判断できない場合は、他の検査などでさらに詳しくお調べしてから、結果を詳細にご説明いたします。
わかりやすく丁寧にご説明させていただくことを心がけていますので、わからないことや気になることがあれば、お気軽にご相談ください。